宮本みち子
首都圏若者サポートネットワーク運営委員長
(放送大学名誉教授、千葉大学名誉教授)
「失われた20年」の間に、子どものいる現役世帯の平均所得は100万円も下がり、子どもの教育費に事欠く世帯が増加しています。日々の暮らしに追われ社会的にも孤立しかねない家庭や、社会的養護のなかで育った子どもたちは、誰の助けもなしに自立しなければならない厳しい現実に直面しています。
子どもたちは良い環境に恵まれれば大きな力を発揮します。子どもたちはこの社会の貴重な資源です。しかしそのためには、「私たちの子ども」という暖かいまなざしをもって育ちを支援する社会であることが必要です。私たちはそのような社会をめざし、その一旦を担おうとしています。みなさまのご支援をお願いします。