首都圏若者サポートネットワークは、「社会的養護」のもとで育った子ども・若者たちを支援するために生まれた民間の団体です。(首都圏若者サポートネットワークのくわしい紹介はこちらをご覧ください。)親からの虐待などさまざまな理由から、児童養護施設や里親など「社会的養護」と呼ばれる公的な支援のもとで育つ子ども・若者たちがいます。親など頼ることのできる大人がいない彼らは、学び、働き、暮らすうえでもさまざまな困難に直面します。そんな若者たちを応援する基金を立ち上げました。
現在首都圏を中心に児童養護施設や里親から巣立った若者の支援を行っていますが、全国どこでも、同様の支援が必要な若者が、安定した伴走者と支援体制を得て、希望をもって、自立ができる仕組みを構築していきたいと考えています。そのために、全国の都道府県に、専門的な伴走者を擁し、持続的に、安心と信頼を提供できる若者の自立を支援できる体制を整備する一助となる助成事業を実施したいと考えました。
これまでは埼玉、東京、神奈川の伴走支援者への助成を行ってきましたが、今回は、全国に700万人の組合員が活動している連合の『ゆにふぁん』とタイアップし、全国各地で自立援助ホームやアフターケア事業に取り組む伴走支援者が現状の課題を乗り越えるための活動に助成金を給付するために本日、2月12日より、キャンペーンを立ち上げました。
関心をもっていただけたようでしたら、みなさんの周りの方にもこのプロジェクトをお知らせください。
みなさまのご支援とご協力を何卒よろしくお願いいたします。