日本には、貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、さまざまな理由から親元で暮らすことができず、児童養護施設などの社会的養護のもとで育つ子どもたちが約4万5千人います。
そうした子ども・若者たちは、多くの人のように親に頼ることができないにもかかわらず、原則として18歳までに自立を求められ、学び、働き、暮らすうえでのさまざまな困難に直面します。
首都圏若者サポートネットワークは、子ども・若者支援に携わるNPOや、協同組合、学識者などが連携し、社会的養護のもとで育った子ども・若者たちが、社会のなかでみずからの力を発揮して生きていくことを応援する民間のネットワークです。
2017年の設立から、ネットワークに参加する各団体とともに様々な取り組みを行ってまいりました。
今回は各団体のこれまでの取り組みを報告するとともに、若者を地域で応援していくための連携について皆さんと一緒に考えていきます。
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■プログラム(※プログラムは予告なく変更する場合がございます。)
【第一部】
講演「首都圏若者サポートネットワーク活動報告」
1.開会挨拶
・首都圏若者サポートネットワーク運営委員長
宮本みち子 氏(放送大学 名誉教授、千葉大学 名誉教授)
2.共催団体挨拶
・生活クラブ連合会 会長
伊藤由理子 氏(首都圏若者サポートネットワーク運営委員、若者おうえん基金助成選考委員)
3.基調講演 「学校でしか出会えない子どもたちへのアウトリーチ支援の実践について」(11:26)
・特定非営利活動法人 パノラマ 代表理事
石井正宏 氏
(先駆的実践枠)
・コメント
首都圏若者サポートネットワーク 顧問
村木厚子 氏(内閣府(孤独孤立対策)参与、津田塾大学客員教授)
4.首都圏若者サポートネットワーク活動報告(49:56)
・首都圏若者サポートネットワーク活動報告(49:56)
若者おうえん基金助成、体験就労、政策提言
・社会福祉法人 青少年と共に歩む会 自立援助ホーム 経堂憩いの家(1:24:06)
松木良介 氏
(伴走支援枠)
休憩
【第二部】
シンポジウム「社会的養護から巣立った若者を地域で応援する」
5.協同組合による地域での取り組み報告※順不同
・日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 理事長(1:55:03)
古村伸宏 氏
・一般財団法人コープみらい社会活動財団理事長(生活協同組合コープみらい副理事長)(2:09:20)
永井伸二郎 氏
・パルシステム生活協同組合連合会 地域支援本部総合福祉事業推進室 室長(2:21:05)
沖倉紅児 氏
・生活クラブ東京 副理事長(2:34:31)
小寺浩子 氏
6.パネルディスカッション(2:43:33)
コーディネーター(予定):
・首都圏若者サポートネットワーク運営副委員長
藤井康弘 氏 (元厚生労働省 障害保健福祉部長)
パネリスト(順不同):
永井伸二郎 氏(一般財団法人コープみらい社会活動財団 )
沖倉紅児 氏(パルシステム生活協同組合連合会)
古村伸宏 氏(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会)
小寺浩子 氏(生活クラブ東京)
7.閉会挨拶
・首都圏若者サポートネットワーク運営委員
池田徹 氏(公益社団法人ユニバーサル志縁センター 代表理事、社会福祉法人生活クラブ風の村 理事長)
■主催・共催・後援
主催 首都圏若者サポートネットワーク
共催 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
後援 全国自立援助ホーム協議会
生活協同組合コープみらい
パルシステム生活協同組合連合会
日本労働者協同組合連合会
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<首都圏若者サポートネットワークとは>
首都圏若者サポートネットワークは児童養護施設や里親など、なんらかの事情があって公的な支援のもとで育った若者たちが、社会のなかでみずからの力を発揮して生きていくことを応援する民間のネットワークです。
2018年市民や民間団体から寄付による『若者おうえん基金』を設立。
子ども時代につらい経験をし、家族からの後押しのない若者たち、そして持ち出しで彼らに寄り添って活動する伴走支援者たちを支援するための助成事業、自立援助ホーム入居者への体験就労事業などを行っています。
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