お知らせ

2020年05月25日(月)

若者おうえん基金助成<研修枠>選考結果(速報版)

首都圏若者サポートネットワーク運営委員会(東京都港区、委員長 宮本みち子)は、全国の都道府県に専門的な伴走者を擁し、利用者が安心し信頼できる持続的な支援体制を整備する一助となる事業を実施することを応援するために若者おうえん基金助成研修枠の公募選考の結果2団体へ、総額511,500円の助成を決定いたしましたので、お知らせいたします。

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首都圏若者サポートネットワーク運営委員会は、児童養護施設や里親家庭など、なんらかの事情があって公的な支援のもとで育った子ども・若者たちが、社会のなかでみずからの力を発揮して生きていくことを応援する民間のネットワークです。子ども時代につらい経験をした若者たち、そして彼らに寄り添って伴走型の支援をおこなう伴走者たちを、市民や民間団体の力を集めてサポートしていきます。

このたび、若者おうえん基金助成研修枠に2件の応募があり、有識者3名から構成する選考委員会による選考の結果、若者支援に取り組む団体2団体へ、総額511,500円の助成を決定しました。助成が決定した団体には、これからも中長期的に、若者の就労を後押しする新たな体制づくりや支援の仕組みを考え、更なる発展に取り組んでいただきたいと考えております。

若者おうえん基金助成(研修枠)
助成団体一覧

※敬称略

 

番号 申請団体名 選考結果金額
1 認定NPO法人育て上げネット 287,500円
2 NPO法人そだちの樹 224,000円

 

 

制度の概要

名称 若者おうえん基金
実施運営 首都圏若者サポートネットワーク運営委員会
主旨 首都圏若者サポートネットワーク「若者おうえん基金」は、「ゆにふぁん(※)」と連携して実施しているクラ ウドファンディングの寄付金を財源とした「若者おうえん基金助成(研修枠)」を設置しました。
ゆにふぁんとは日本労働組合総連合会(連合)が中心となり、労働組合や地域のNGO・NPOによる「支え合い・助け合い」活動を紹 介、サポートする取り組みです。社会的養護の下に暮らす(暮らした)子どもたち等の多様な自立を応援するために、全国の都道府県 に専門的な伴走者を擁し、利用者が安心し信頼できる持続的な支援体制を整備する一助となる事業を 実施することを応援するために助成(上限30万円)を実施します。対象は全国の社会的養護の下に暮らす(暮らした)おおむね30歳までの子ども・若者を支援する「伴走者」 (既存の専門機関、児童養護施設、自立援助ホーム、里親家庭、アフターケア事業者、生活困窮者自立 支援相談窓口、若者サポートステーションなど) ただし、応募に際しては、全国自立援助ホーム協議会、首都圏若者サポートネットワーク運営委員・オ ブザーバー所属団体の推薦を必要とします。
対象事業 専門的な伴走者を擁し、利用者が安心し信頼できる持続的な支援体制を整備する一助となる事業
(上限30万円)
【 例 】 集合研修開催支援、見学研修開催支援
【 助成金使途例 】 講師謝金、打ち合わせ等にかかる費用、消耗品費、交通宿泊費、会場費、印刷製本費、通信運搬費
助成総額 511,500円
助成金額 上限30万円
応募方法 公募方式(募集期間:2020年3月10日 ~ 4月30日)

 

選考について

書類選考のみとし選考委員が必要性、緊急性、信頼性等の評価基準で評価し、その点数を踏まえて選考委員の合議の上で決定しました。

 

【 選考委員会 】

委員

土谷 雅美 氏(生活クラブ連合会)

藤井 康弘 氏(首都圏若者サポートネットワーク運営委員会 副委員長)

林 大介 氏(浦和大学社会学部准教授)